四季旅遊


雛のつるし飾り
東伊豆 稲取温泉
  文化公園 雛の館内部案内
形と由来 高画質写真でスライドショウで見れます
江戸時代においては雛飾りを購入できるような裕福な家庭はまれで、せめて雛飾りの代わりに、愛する子供や孫の為に手作りの雛飾りで初節句を祝おうという、切ない親心から生まれたのが稲取の雛のつるし飾りまつりの発祥の由来と伝えられています。
江戸時代より今日まで伝承された、わが娘の幸せと健康を一針の糸、古い端切れに想いを託し、祈りを籠めた素朴なひな祭り、つるし雛の風習は、雛のつろし飾りは親の子を思う心が形になった稲取だけの独自なつるし飾り。伊豆稲取、雛のつるし飾りには子供の健やかな成長を願う親の心が形を成している。稲取の飾り物には、それぞれに健康に起因する意味合いがあり、つるし飾りには親の願い事が形となって雛に籠められている。

飾り方は稲取では独自の55個飾り×2対で110個を雛壇の両脇に桃の節句(3月3日)につるし飾り・・・・布のはぎれで作った縫いぐるみ・・・を雛壇と一緒に飾る習慣が稲取地区には江戸時代からあった。雛のつるし飾りは竹の輪・・直径25cmの物に紅白のリボンを巻き竹ひごを竹の輪にクロスさせ(同じく紅白のリボンを巻く)その細工した紅白の竹の輪に5本の赤い釣り糸をつけ一索事に11個。合計で55個の吊るしを2対造り雛壇の両脇に飾ります。

雛のつるし飾りの「意味といわれ」高画質写真でスライドショウで見れます。
<巾着>
巾着にお金が溜まりますよう、たくさんのお金が我が子に集まってきますようにと願いを込めます。
<俵ねずみ>
大黒さんのお使いであるネズミは、金運があると言われ働き者になるように。<うさぎ>
赤い目のうさぎは病気を退治する力を持っていると信じられています。
<這い子人形>
ハイハイをたくさんする子は丈夫に育ちます。可愛らしい我が子が丈夫に育ちますようにと願いを込めてあります。<座布団>
座布団のまわりで赤ちゃんが、這って遊び上手く座れるように。
<おかたごろ>
稲取の小さな女の子の人形遊びで、「おかたさま」とは美しいお嫁さんや奥様のことです。
<はと>
神の使いとも言う。ハトはむせないと言われ、授乳の赤ちゃんに合わせている。
とうがらし
虫よけの効果があることから、
娘に悪い虫がつかないようにと。


這い子人形 ハイハイを沢山する子は丈夫とのたとえがある。愛らしい我が子にたとえて這い子人形なんですね

糸巻き お裁縫が上手になってくれる様にとの願いが込められています。

 この地方の言い伝えでは、安産の象徴として縁起物とされている経緯があります。

うさぎ
 赤い目のうさぎは、病気を退治する力があったと信じられていました。そのことわざのとおり、病気にかかってもすぐ直る様にとの願いがこめられています。『昔は乳幼児の死亡率が高かった為 

扇子 小正月の縁起物のひとつです。

おかたごろ 稲取地区の女の子のお人形遊び。おかた様といえば、美しい姫君、奥方さまのことです。将来はその様な由緒ある家柄のところへ嫁いでくれればいいという、娘の幸せを願う切ない親心の表れですね。

おかめ(お多福)
 我が子に多くの幸福がおとずれます様にとの願いが込められています。

 長寿の象徴ですね。可愛い子がどうか長生きをする様にと願いを込めて

金目鯛 稲取名産の縁起物、おめでたには欠かせません。赤い色は魔よけの色の意味もあります。

唐辛子 昔防虫効果に、雛人形の衣装等が蒸しに食われない様に唐辛子を入れて収納していました。

猿っ子 さる(去る)にかけて厄い、災いが去るという意味がこめられています。

三番奏 稲取地区では江戸時代より伝わる稲取の夏祭りに現在も披露している子供三番奏の舞の装束です。

三角 香り袋、屠蘇袋、薬袋と、昔は、みなが三角の袋でした。病気になったらやはり薬の世話にならなくてはいけません。そういう病気に無縁な様にとの願いもこめられているのですね。

草履 早く歩けます様に、足が丈夫になります様にとの意味がこめられています。

座布団 赤ちゃんといえば、座布団の周りでハイハイ。『這えば立て、たてば歩めの親心のたとえですね

 柿には滋養がある。栄養もある。『柿赤くなれば医者青くなる』のことわざによりこの意味が図られています

隠れ蓑 七宝の一つで縁起物です。子供の晴れ着等によく描かれています。

巾着 総てのお金が我が娘のもとに集まって幸せが舞い込む様にとの親心のたとえですね

雀、すずめ 五穀豊穣をあらわして、食に恵まれて丈夫になれます様にとの意味が込められています

大根 古来より毒消しの意味があります。

太鼓つづみ おめでたいものなので、幸多き事が増えます様にとの願いが込められています。

 三々九度の男蝶、女蝶の縁起物です。蝶の様に可憐に可愛らしく娘がなります様にとの願いが込められて、

だるまさん 七転び八起きで福を招く縁起物。赤が疱瘡の魔よけとされていました。

俵ねずみ 大黒様の御遣えでもあるねずみは金運もあり霊力があるといわれています。神の使いとの諺もあります

 長寿の象徴として、よく知られています。子を思う親心を込めて吊るし飾りに縫い付けます。

手毬 幼子の遊び道具です。

人参 滋養があり、我が子が健康育ちます様に。

 花の様に娘や孫が可愛くなりますように、心をこめて

蛤、はまぐり 二枚貝は貞操の象徴ですので、娘の幸せを祈って

羽子板 厄を飛ばすとの言い伝えがあり、厄を跳ねとばしてしまう様にとの願いを込めて

 神の仕えともいわれ、鳩は咽ないとも言われ、お乳を飲む赤ちゃんにあわせた由来があります。

ほおづき 女性の守り神とされており、婦人病の薬効〔安産、月経不順、母乳不足〕の願をかけて

 寝る子は育つの言い伝え、すこやかに育ての祈りをこめて

 桃には邪気を除くということわざがある。『我が子が幸せになります様に』との切ない親心をこめて

よだれかけ 疱瘡避けとしての由来がある。

雛のつるし飾りの会場

  文化公園 雛の館 内部案内
旅館組合が主催するメイン会場で各種イベントが行われている。
開館時間: 9:00〜17:00(16:30受付終了)
入館料: 300円
伊豆の小さな海辺の町、稲取温泉。
この稲取温泉に伝わる雛祭りには、古く江戸時代後期の頃より、娘の成長を願う母や祖母手作りの「つるし飾り」が飾られる風習がありました。

江戸時代においては、お雛様を購入できる裕福な家庭はまれで、せめて、お雛様の代わりに、愛する子供や孫のために手作りで、初節句を祝おうという、切ない親心から生まれたが稲取の雛のつるし飾りです。
雛の館 むかい庵
以前は雛の館「富岡邸」で展示されていたが、稲取温泉の旅館組合が平成16年より展示会場
として富岡邸に代わり新たに開設した施設です。
明治から昭和初期に作られた貴重なつるし飾りを中心に展示されています。
入館料: 200円

内部案内現在編集中

なぶらとと
金目鯛料理が評判のレストランや名産品の販売、地元文化の紹介を行っている
町商工会運営の小さな複合型観光施設。
期間中は、つるし飾りの展示会場として賑わいをみせています。
ちなみに“なぶらとと”とは、「魚の群」といったような意味だそうです。
入館料: 100円
内部案内現在編集中
岬の館
稲取東地区の住民により、平成17年より新たに展示会場兼物産品販売所として営業を開始した施設。1階が地元物産品の販売所、2階がつるし雛の展示会場になっています。
入館料: 200円
二ツ堀みかん園
敷地内にある農家を利用して、つるし飾りを展示しています。(観覧無料 16:00まで)
趣のある旧家と、展示しているつるし飾りが口コミで評判になり、期間中には多くの観光客が訪れています。


日本三大つるし飾り
【傘福 山形県酒田市】
山形県の庄内地方では、昔から「傘の中には霊が宿る。」と言われています。
そこからお祝いの席で、傘にいろいろな品物をつるす「傘福」が古くから風習としてあったようです。 例えば、足が丈夫になりたければ「わらじ」、頭が痛いのを治したければ「まくら」というように願い事をしてつるしていたようです。


柳川さげもん 福岡県柳川市】
初節句の折に壇飾りの左右にたくさんの「さげもん」を、鴨居に紅白の布を巻いた竹竿を渡し、それに下げ、賑やかに祝います。「さげもん」は1さげに49個。理由は「人生わずか50年。女は一歩下がって49年。」という事で49個になったと言われています。江戸時代におじいさんやおばあさんが、かわいい孫の為に、“はぎれ”“麦わら”“貝”“紙”などを使い、女の子の生活に必要なものを作って飾った事から始められたようです。



関連リンク
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東伊豆町観光協会(イベント情報・観光情報)
稲取温泉旅館協同組合
伊豆急行のホームページ
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