四季旅遊

京 都 祇 園 祭2009年7月17日

都大路練る「動く美術館」
京都・祇園祭の山鉾巡行

祇園祭は八坂神社の祭礼で、大阪の天神祭・東京の神田祭と共に、日本三大祭のひとつに挙げられており、その歴史の長いこと、またその豪華さ、祭事が1ヶ月にわたる大規模なものである事で広く知られている。祇園祭は17日朝、ハイライトの山鉾巡行を迎えた。曇天を突くように、「動く美術館」と言われる華麗な懸装品に飾られた山鉾32基が "エンヤラヤー" 囃子を奏でながら、午前9時、音頭取りの掛け声を合図に車輪をきしませて出発し都大路をゆっくりと進んだ・・・・・32基の山鉾巡行で29基は重要有形民俗文化財に指定されている。「注連縄(しめなわ)切り」「くじ改め」や豪快な辻廻しなどが見せ場で、豪華絢爛な一大ページェントが繰り広げられた。

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2009年の巡行順
長刀鉾(なぎなたぼこ)→芦刈山(あしかりやま) →白楽天山(はくらくてんやま) →霰天神山(あられてんじんやま) → 函谷鉾(かんこぼこ)→孟宗山(もうそうやま)→四条傘鉾(しじょうかさぼこ) →郭巨山(かっきょやま) → →月鉾(つきぼこ) →蟷螂山(とうろうやま)→油天神山(あぶらてんじんやま) →占出山(うらでやま)→ 菊水鉾(きくすいぼこ)→太子山(たいしやま)→綾傘鉾(あやがさぼこ) →伯牙山(はくがやま)→鶏鉾(にわとりぼこ)→木賊山(とくさやま)→保昌山(ほうしょうやま) →山伏山(やまぶしやま) →放下鉾(ほうかぼこ) →岩戸山(いわとやま)→ 船鉾(ふねぼこ)

[ あとの行列 ]
北観音山(きたかんのんやま)橋弁慶山(はしべんけいやま)→黒主山(くろぬしやま) → 鈴鹿山(すずかやま) →八幡山(はちまんやま) →役行者山(えんのぎょうじゃやま) →鯉山(こいやま)→ 浄妙山(じょみょうやま)→南観音山(みなみかんのんやま)



巡行する鉾のうちで最大のものは、約12トン(約3、200貫)に達する。また、これの組立、曳出し、
巡行、及び解体には延約180人も 角の人手を要するのである。次に船鉾を除いた各鉾の大体
の大きさと構造について

鉾・曳山
「重 量」約7〜9トン(巡行時約8.5〜12トン
「高 さ」地上から鉾頭迄約25米(約80尺)地上から屋根迄約8米(約26尺) 
「車 輪」直径約1.9米(約6尺)前後
「屋根」長さ約4.5米(約15尺)巾約3.5米(約11尺)前後
「鉾 胴」長さ約3.5米(約11尺)巾約3米(約10尺)
「石 持」長さ約6米余(約20尺)
「囃子舞台」4畳半〜6畳(8平方米〜10平方米)
「曳 手」鉾の巡行に当り綱を曳く役 40人〜50人
「音頭取」曳子と車の操作の上に立つ指揮者2人(辻を曲る時のみ4人)
「屋根方」電線等の障害を調整する役4人
「囃子方」囃子舞台には35〜40人が乗り込む

昇山
各山とも構造ヽ重量に大差なくヽその飾り金具ヽ人形
の大きさにより多少重量が異なる程度で、大体次の通りである。
「重 量」約0.5〜1トン
「昇 手」14人〜24人
山の中でも岩戸山、北観音山、南観音山は曳き山で形態は
鉾と同じくただ真木松の木で高さは地上 15米(約50尺)ある。

(財)祇園祭山鉾連合会(社)京都観光協会発行の「2009祇園祭」の冊子より参考