四季旅遊

町 田 え び ね 苑
東京都町田市本町田3129-5

町田えびね苑は、新宿から小田急線で町田駅まで行き、バス(20分)で薬師池下車徒歩7分ほど歩いたところにあります。約5万平方メートルの敷地に、日本古来のラン、えびね10万株が植えられ、毎年4月下旬から5月上旬にかけての花期には多くの人達が鑑賞に訪れる園内では、ジエビネ、キエビネ、タカネエビネなど約3万株のエビネが群生するほか、クマガイソウ、クリンソウなどの野草も観賞できます。

 







エビネ(ラン科エビネ属)和名は海老根(えびね)
落葉樹林内に生える多年草。偽球茎は球状で、連珠状になって横に連なる。葉は2〜3枚つき、
披針状長楕円形で長さ15〜30cm、幅4〜6cm。葉の間から20〜50センチの花茎を出し8〜20個の花を
総状に付ける。花は2〜3cmで平開する。萼片は紫褐色。側花弁と唇弁は白色または淡紫色。横に連なる
偽球茎の形をエビに見立てたもの。花期 4〜5月


クマガイソウ(熊谷草)(ラン科アツモリソウ属) 
日本・中国・台湾などの林床や竹林に群生する植物 匍匐(ほふく)茎と呼ばれる地下茎を長くのばし増えていく。正式名称はラン科キプリペジウム属のジャポニクムという名前です。美しく見応えのある花で大きさは径10cmほどになり、日本の野生ランの中では一番大きい部類、
クマガイソウの名前の由来は、花の形を熊谷直実(源平・鎌倉時代の武将)が背中に背負った母衣(ほろ)に見立てて名付けられた。属名のキプリペシジウムはキプロス(ビーナスの島)とペディロン(上靴)の二語から来ており「ビーナスのスリッパ」という意味で、これも花の形から由来する。非常に残念なことに森林伐採による生育地の減少や園芸用の採取により自生数は減っており、環境省のレッドデータブック絶滅危惧U類(絶滅の危険が増大している種)に分類されている。


クリンソウ(サクラソウ科サクラソウ属)和名は雪餅草 
クリンソウは北海道〜本州、四国の山間部に分布する多年草で、学名に「japonica(ジャポニカ:日本産の)」を冠したサクラソウの仲間。湿り気のある環境を好み、小川の岸辺などの湿地に自生する。へらの形をした長さ20cmほどの葉を地際から放射状に出し、中心を縦に走る葉脈は白色で太く目立ちます。葉は明るい緑色で表面は少しぼこぼこしており葉脈が細かく入ります。
春になると株の中心から花茎を伸ばし、花茎をぐるりと囲むように同じ高さの場所にサクラソウのような花を数輪咲かせる。 花は下の方から階層(段)になって次々と咲いていき、その姿がお寺の屋根の先端に付いている「九輪(くりん)」に似ている事からクリンソウの名前がついた。 草丈は大きなものでは90cmほどになり、サクラソウの中ではもっとも大型の部類。


ユキモチソウ(サトイモ科テンナンショウ属) 
山林の林下に生える多年草。偽茎は15〜30cm。葉は2枚で鳥足状、3〜5枚の小葉がある。小葉は楕円形で全縁または鋸歯があり、ときどき白斑がでる。葉の間に1個の肉穂花序をだす。雌雄異株。仏炎苞は紫褐色、内側は黄白色、外側に白いすじがある。筒部は口辺部で急に広がり、舷部は直立し、先端は尾状にとがる。付属体は白色、こん棒状で先端が丸くふくれる特徴がある。
和名は雪餅草(ゆきもちそう)で付属体の頭部が球状で雪のように白く、多少やわらかいので餅にたとえたもの。花期 4〜6月