四季旅遊

初夏の風物詩 浅 草 ほ う ず き 市
浅草ほうずき市は入谷朝顔まつりが終って毎年七月九日~十日と二日間開催されます。
浅草寺境内には約250の露店に鮮やかなオレンジ色の実を付けたほうずきがびっしりと並び、縁起物として買い求める参拝客でにぎわいました。ほうずき市は古来より月10日の、Ⅰ年中における最も多い功徳日とされ、四万六千日(127年間)も日参した同じ利益に預かるとされ、年多数の人が訪れる。この四万六千日と同じ日に催される。鉢には江戸風鈴が付いており、夏の訪れをこの市と共に楽しむ人々で賑わいます。この四万六千日と同じ日に催された。ほうずきは赤い実をやわらかくもんで、種をぬき、水で洗って苦味をとり、口にふくんで鳴らしていました。キュッキュツと音がします。「千成ほおづき」は、高さ約20センチと低く、直径約3センチの緑の実が多く付くのが特徴で、暑気払いに効く薬用とされ、江戸時代に多く売られましたが、現在では実が赤く大きい観賞用の「丹波ほおづき」が多くなっています。
交通アクセス・ 浅草寺 東武伊勢崎線、地下鉄・浅草駅 徒歩5分 つくばエキスプレス浅草駅 徒歩3分
      
 








浅草観音ほうずき市 (四万六千日)
観音さまのご縁日は「毎月18日」ですが、これとは別に室町時代以降に「功徳日」と呼ばれる縁日が新たに加えられました。月に一日設けられたこの日に参拝すると、百日分、千日分の参拝に相当するご利益(功徳)が得られると信仰されてきました。中でも7月10日の功徳は千日分と最も多く、「千日詣」と呼ばれていましたが、浅草寺では享保年間(1716~36)ごろより「四万六千日」と呼ばれるようになり、そのご利益は46,000日分(約126年分)に相当するといわれるようになりました(この数については「米一升分の米粒の数が46,000粒にあたり、一升と一生をかけた」など諸説ございますが、定説はありません)。 なお、この10日を待って一番乗りで参拝したいという民衆の思いから、前日の9日より人出があって、7月9・10日の両日が四万六千日のご縁日と受け止められるようになりました。 また、この両日には「ほおずき市」が「四万六千日」のご縁日にちなんで開かれます。そもそもこの市は、芝の愛宕神社の縁日に始まり、「ほおずきを水で鵜呑(うの)みにすると、大人は癪(しゃく)を切り、子どもは虫の気を去る」といわれるなど薬草として評判であったようです。その愛宕神社の縁日は観音さまの功徳日にならい四万六千日と呼んでいたのですが、やがて「四万六千日ならば浅草寺が本家本元」とされ、ほおずきの市が浅草寺境内にも立つようになり、かえって愛宕神社をしのぎ盛大になったと伝えられています。 一方、江戸の昔、落雷のあった農家で「赤とうもろこし」を吊るしていた農家だけが無事であったことから、文化年間(1804~18)以後に「雷除(かみなりよけ)」として赤とうもろこしが売られるようになりました。ところが明治初年に不作が原因で赤とうもろこしの出店ができなかったことから、人々の要望により「四万六千日」のご縁日に「雷除」のお札が浅草寺から授与されるようになり、今日に至っています。  浅草寺