四季旅遊
四季(イベント)

皇室ゆかり新宿御苑菊花壇展
東京都新宿区内藤町11番地 2013年11月6日撮影

皇室ゆかりの新宿御苑の菊花壇が公開されました。1本の茎から数百輪もの花を咲かせる「大作り」や、特色ある「嵯峨菊」「江戸菊」「伊勢菊」「肥後菊」など、伝統の技法と新しい手法により丹精込めて作り上げられた様々な菊花壇が秋の日本庭園を彩ります。







 

大作り菊花壇
菊花壇のなかでも豪華絢爛な美しさがもっとも優れているといわれています。
木の素材をいかした、障子屋根とよしず張りの上屋の中に、3株が横並びに展示されていました。
 
伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊花壇
花壇は、木の素材をいかしたよしず張りの上屋に、伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊の3種が植え込まれている。
「嵯峨菊(さがぎく)」左側
 京都の嵯峨野地方で発達した菊で、嵯峨天皇が愛で、京都の大覚寺に植えたのがはじまりとされている。ちょうど箒をひっくり返したようなイメージの嵯峨菊は、咲きはじめはパラパラと開き、垂れ下がる伊勢菊とは対照的に花びらがまっすぐ立ちあがる。
「丁子菊(ちょうじぎく)」花壇中央
 関西地方を中心に作られた菊で、花の中心が丸く盛り上がって咲き、小さな帽子を思わせる花形になっている。キンポウゲ科のアネモネの花に似ることから、外国では「アネモネ菊」と呼ばれ、人気の高い品種のひとつです。
「伊勢菊(いせぎく)」右側
 三重県松坂市など伊勢地方で発達した菊で、無数の細い花びらが垂れ下がって咲く。咲きはじめが縮れているため、花が枯れているようにも見えるが、この縮れ具合も伊勢菊の特徴になっている。
江 戸 菊
江戸菊は、まず花が咲いたあと、花びらが立ち上がったりねじれたりと、変化していくのが特徴で、咲き進むごとに表情を変えていくことから「狂菊」という別名もある。
くるくると幾重にも折り重なった花びらが開くと、中央に抱かれた花弁が顔をのぞかせました。種類によって花びらの変化は異なり、それぞれに「追抱」、「褄折抱」、「丸抱」、「乱れ抱」、「自然抱」」、「管抱」という7通りの名前がつけられている。
肥後菊
肥後菊は,古くから肥後地方で作られた一重咲きの古典菊で,おもに武士の精神修養として発達した花。一重咲きですっきりしています。肥後菊は背丈や花の大きさによって、大菊(後菊)、中菊(中菊)、小菊(前菊)に分けてられている。

大 菊 (厚物 ・ 管物 ・ 一文字) 菊の代表的な品種の大菊
厚物・数百枚の花弁が花芯の中央一点に向けて鱗状に整然と高く盛り上がった花。
管物・管状の花弁が長く真っ直ぐ伸びて、花弁の先は小さく固く玉巻き状となり、花芯の部分はカップ状か茶筅状になった花。
一文字・明治元年(1868)から皇室の紋章になったので、御紋章菊とも呼ばれいる。一文字菊は、花びらの数が16枚前後の一重咲き大輪菊です。